令和6年度 大阪狭山市立小中学校における教育課程特例校の取組み
教育課程特例校制度について
文部科学省は、各学校又は当該学校が設置されている地域の実態に照らし、より効果的な教育を実施するため、当該学校又は当該地域の特色を生かした特別の教育課程を編成して教育を実施する必要等が認められる場合に、特別の教育課程を編成して教育を実施することができる学校を指定しています。
大阪狭山市では、市内小中学校が特別の教育課程特例校の指定を受け、小学校1・2年生は「生活科」3年生以上は「総合的な学習の時間」の授業時間を充て、「地域未来の学習」を実施しています。
教育課程特例校 編成方針
1.開始年度
令和6年度
2.概要
全学年において、「地域未来の学習」を新設し、自分の住む地域を知り、良いところを表現できる人材の育成のために、地域学習の充実を図る。小学校1・2年生は生活科を10時間、小学校3年生以上は総合的な学習の時間を10時間削減する。生活科の目標のうち、「地域等に関わることを通して、人々等との関わりについて考えること」、総合的な学習の時間の目標のうち、「実社会等の中から、問いを見いだし、自分で課題を立て、情報を集め、整理・分析して、まとめ・表現することができるようにすること」を補完する。
3.地域や学校の特色とその特色を活かして教育を行う理由
大阪狭山市は、第2期大阪狭山市教育振興基本計画の基本方針にて、「郷土を愛し,自ら学び、高めあう学習を推進すること」を掲げている。これからのグローバル社会を生きていく子どもたちには、まずは、自分たちの地域のことを理解したうえで多様化する社会を学んでほしいと考えている。そして、地域に出ていき実践を行ったり、そこで学んだことを発信したりという活動を充実させていきたいため。
4.各教科等の授業時数
5.実施する学校一覧
大阪狭山市立 東小学校、西小学校、南第一小学校、南第二小学校、北小学校
南第三小学校、第七小学校、狭山中学校、南中学校、第三中学校
各校区における「地域未来の学習」の学習カリキュラム
(東小学校、北小学校、狭山中学校)
(南第一小学校、南第二小学校、南第三小学校、南中学校)
(西小学校、第七小学校、第三中学校)
この記事に関するお問い合わせ先
教育部教育指導グループ
電話番号:072-366-0011
ファックス番号:072-367-6011
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更新日:2024年05月01日