市長からのメッセージ(8月1日)
今夏は市内各地区において、4年ぶりに盆踊り大会が開催されると聞いており、旅行や会食をはじめとする様々な個人の活動も気軽に行われております。
全国的にも大規模な花火大会や夏祭りイベントが実施されており、本市でも7月に狭山池花火ナイト2023が開催されるなど、市内外で夏の風物詩や夏らしい賑わいが見られるのは非常に喜ばしいことです。
さて、この度、本市と包括連携協定を締結している株式会社大塚製薬の協力により、大阪府内の市町村長ではじめて熱中症対策アンバサダーに認定されました。
熱中症「0」(ゼロ)をめざして熱中症対策を啓発してまいりたいと思います。
早速ですが、WBGT(暑さ指数)をご存知でしょうか。
WBGTとは、熱中症の危険度を判断する数値として、気温、湿度、輻射熱と風を取り入れた温度の指標です。
熱中症リスクを判断する数値として、運動時や作業時だけでなく、日常生活での指針としても活用されており、WBGTの数値が31を超えると危険レベルとなり、全ての生活活動で熱中症リスクが生じるとされております。
8月に入り、野外イベントの開催や長期休みなどにより、外出の機会が益々増えると思われますが、体が暑さに慣れた頃とはいえ、災害級の暑さといわれる状況が続いており、WBGTが31を超える日が出てくるおそれもあって警戒が必要です。
WBGTの数値に注意を払うとともに、環境省による熱中症予防に関する情報「熱中症警戒アラート」を適宜確認していただき、こまめな休憩や水分補給など熱中症の対策をお願いします。
令和5年8月1日
大阪狭山市長 古川照人
更新日:2024年01月16日