私からのメッセージ(4月)
皆さん、こんにちは。
本日、4月1日から新年度がスタートしました。
このたびの3月定例月議会におきましては、新年度の施政運営方針をお示しするとともに、令和2年度の当初予算をはじめとする各議案につきまして、議員の皆様の慎重審議を賜り、全議案とも原案のとおり可決、ご承認いただきましたことに厚くお礼申し上げます。また、会期中にいただきましたご意見などを参考に、引き続き、新たな魅力づくりやまちづくりに取り組んでまいります。
さて、連日報道されておりますように、新型コロナウイルス感染症につきましては世界中に感染が拡大し事態が深刻化しております。日本国内の複数地域で感染経路が明らかではない感染者が報告されるなど、大阪府内においても感染者の発生が継続的に増加している状況です。
3月31日、大阪府の吉村知事は会見を行い、新型コロナウイルスの感染が急増する懸念があるとして東京都と同様に、バーやナイトクラブ、カラオケなどの利用を当面、控えるよう大阪府民に呼びかけました。
このような要請は、クラスター(集団的感染者)や、オーバーシュート(爆発的患者急増)を抑制し、命と健康を守るための判断であると理解しています。本市においても感染拡大の防止策として、市主催のイベント等の中止や延期、不特定多数の方々が利用する公共施設を原則臨時休館とするなどの対策を講じております。
状況が刻々と変わる中、市民の皆様には、何かとご不便をおかけいたしますが、「換気の悪い密閉空間」や「人が密集する場所」、「近距離での会話や発声が行われる密接場面」という3つの「密」が同時に重なる場所を避けていただくとともに、引き続き、こまめな手洗いや、咳エチケットなど予防対策をしっかりとっていただきたいと存じます。
発熱などのかぜ症状が見られるときは外出を控え、体温を測定・記録してください。
また、かぜの症状や37.5℃前後の発熱が4日程度(高齢者や基礎疾患等のある方は2日程度)続いている場合は、大阪府が開設しております「新型コロナ受診相談センター(帰国者・接触者相談センター)」や保健所などにご相談してください。
新型コロナウイルスに感染した方や医療機関関係者及びその家族が不当な差別やいじめ、誹謗中傷などの人権侵害が起こることが懸念されています。感染者やその家族及び接触者等に対する偏見や差別が生じないよう、市民の皆様には人権意識をもって冷静な対応をお願いいたします。
今後も公共施設の再開や新型コロナウイルス感染症に関するお知らせにつきましては、市広報誌やホームページ、フェイスブック、LINEなどを活用し、情報発信に努めてまいりますので、適宜ご確認いただきますようお願いいたします。
令和2年4月1日
大阪狭山市長 古川照人
この記事に関するお問い合わせ先
政策推進部秘書グループ
電話番号:072-366-0011
ファックス番号:072-367-1254
問い合わせフォーム
更新日:2023年10月31日