市長からのメッセージ【市の取組み編】(4月23日・動画・手話通訳有り)
皆さん、こんにちは。
市の大きな取組みである「第五次大阪狭山市総合計画」、「第2期大阪狭山市総合戦略」、「令和3年度主要事業」について、ご紹介いたします。
市民の皆様 こんにちは 大阪狭山市長の古川照人です。
本日は、市の大きな取組みについて、3つご紹介いたします。
一つ目は、第五次大阪狭山市総合計画
二つ目は、第2期大阪狭山市総合戦略
三つ目は、令和3年度主要事業です
まず、第五次大阪狭山市総合計画についてでございます。
第四次大阪狭山市総合計画が令和2年度で計画期間の満了を迎えたことに伴い、令和3年度から令和12年度の10年間を新たな計画期間とする第五次大阪狭山市総合計画を策定いたしました。
これからの10年間でめざす大阪狭山市の将来像は、「水・ひと・まちが輝き みんなの笑顔を未来へつなぐまち ~みんなでつくる おおさかさやま~」であります。
この将来像の実現に向けまして、5つのまちづくりの目標と、まちづくりの目標を実現するための施策の推進を下支えする横断的な目標をあわせ、6つの施策の大綱を定めております。
施策の大綱1「子どもや若者の未来が輝くまちづくり」では、子育て支援の充実や教育・保育の充実、教育環境の整備や青少年の健全育成の推進等に注力することで、次代を担う人材が育つまちづくりを進めてまいります。
施策の大綱2「健康でいきいきと暮らせるまちづくり」では、高齢者の自立支援や障がい者の社会参加の促進、生活困窮者の支援策を講じることで、誰もが暮らしやすい共に生きるまちづくりを進めてまいります。
施策の大綱3「自然と調和した活力のある快適なまちづくり」では、公園やみどりの景観整備とともに、まちの魅力や雇用の創出、農業の振興など活気のあるまちづくりを進めてまいります。
施策の大綱4「豊かな心と文化を育むまちづくり」では、生涯学習の推進やスポーツの普及・振興、文化・芸術の推進などに取り組むことで、郷土への誇りと愛着を持つとともに多文化共生のまちづくりを進めてまいります。
施策の大綱5「安全で安心できるまちづくり」では、防災・防犯対策の強化や消費者保護の推進に努め、災害に強く犯罪のない安全なまちづくりを進めてまいります。
施策の大綱6「施策の推進に向けて」では、市民の皆様や民間企業との協働や効率的な行政運営を図り、多様化する市民ニーズに柔軟に対応し、質の高い行政サービスが提供されるまちづくりを進めてまいります。
また、第五次大阪狭山市総合計画の策定とあわせ、新たに、「各中学校区のまちづくりの方向性」を示しております。
この方向性を参考にしていただきながら、各中学校区の将来像や具体的な取組みを掲げる地域ビジョンの策定につながることを期待しております。
次に、第2期大阪狭山市総合戦略についてでございます。
第1期大阪狭山市総合戦略が令和2年度で計画期間の満了を迎えたことに伴い、令和3年度から令和7年度の5年間を新たな計画期間とする第2期大阪狭山市総合戦略を策定いたしました。
第1期大阪狭山市総合戦略の計画期間において、近隣市町村の⼈⼝が減少する中、本市の人口は約1000人増加し、合計特殊出⽣率についても改善がみられますことから、第1期総合戦略に掲げた施策による効果があったと認識しております。
しかし、今後、中長期的に⼈⼝減少が進むことが⾒込まれることから、引き続き、総合戦略に基づく施策を展開し、将来の人口減少を最小限にとどめる必要があります。
第2期総合戦略では、第1 期総合戦略の4 つの基本⽬標を継承しつつ、新たに2 つの横断的視点を設定しております。
これらの基本目標の達成に向け、第五次総合計画基本計画に掲げる施策のうちから重点的に取り組む施策をとりまとめ、本市の地⽅創⽣に係る戦略として積極的に推進してまいります。
最後に、令和3年度の主要事業についてでございます。
市民の安全と安心を最優先に、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種をはじめとする感染拡大防止対策と社会経済活動の再生・支援対策など、市民に寄り添った施策を迅速、的確に取り組んでまいります。
また、感染症対策のみならず、帝塚山学院大学が令和3年4月から泉ヶ丘キャンパスへ統合されることや、近畿大学病院につきましても令和6年に堺市へ移転するなど、本市のまちづくりにおける様々な課題があります。
組織機構の改革などを実施し、様々な課題や市民ニーズに対して、行政としての責務をしっかりと果たしてまいりたいと考えております。
主要事業について、第五次大阪狭山市総合計画の体系ごとにご紹介いたします。「子どもや若者の未来が輝くまちづくり」に関しまして、小中学校の児童・生徒のオンライン学習の環境整備やデジタルドリルなどの教材を効果的に活用できる体制を強化します。
「健康で生き生きと暮らせるまちづくり」に関しまして、「介護」や「障がい」、「子ども」、「困窮」などといった対象者の属性を問わず、相談を包括的にお受けし、重層的に支援する体制を強化します。
「自然と調和した活力のある快適なまちづくり」に関しまして、市民ならびに事業者の皆様のキャッシュレス化を一層推進するため、キャッシュレス決済に対し、ポイント還元事業を展開します。
「豊かな心と文化を育むまちづくり」に関しまして、悩みを抱える方が性別に関わらず相談できる機会を拡充するため、女性弁護士による女性のための無料法律相談をはじめ、女性カウンセラーによる相談事業を充実します。
「安全で安心できるまちづくり」に関しまして、災害時における情報や緊急情報などを市民の皆さまに確実にお届けするため、メールやファックス、電話といった様々な手段で発信します。
「施策の推進に向けて」に関しまして、狭山ニュータウン地区の活性化に向けた取組みを進めることや、行政のデジタル化に取り組みます。
これからも「生涯 住み続けたいまち 大阪狭山市」の実現に向け、全力で各施策に取り組んでまいりますので、市民の皆さまのご理解ご協力をお願いいたします。
令和3年4月23日
大阪狭山市長 古川照人
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ファックス番号:072-367-1254
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更新日:2023年10月31日