「架け橋プログラム」研修会
5月21日(火曜日)
新年度が始まってひと月半が経ちました。市内の小学校1年生も順調に学校生活をスタートさせ、教室からは元気な音読の声や明るい歌声が聞こえてきます。
「幼小の架け橋プログラム」は、架け橋期(義務教育開始前後の5歳児から小学校1年生の2年間)にふさわしい主体的・対話的で深い学びの実現を図り、一人ひとりの多様性に配慮しながら全ての子どもに学びや生活の基盤を育むことをめざすものです。
幼児保育・教育は子どもたちの生活リズムを基本として、遊びや体験を通した活動を中心に行います。その一方、小学校教育は学習を基本として、教科ごとの学びを中心に取り組んでいきます。このような方針や環境の違いがある中で、援助やサポートがないまま子どもたちが小学校に入学すると、変化に対応できず「小1プロブレム」へ発展する可能性は少なくありません。幼児期の保育・教育と小学校教育が相互理解を深めながら、お互いの良い部分を取り入れ合うことで子どもたちは、園における学びを土台に小学校以降の学習をスムーズに発展させることができます。
大阪狭山市では市内の小学校と公立幼稚園・こども園、私立保育園・こども園の教職員が集まる研修会を実施し、ねらいをもった「幼小接続」のさらなる充実を図っていきます。
( 文中の「幼小接続」の「幼」は幼稚園ではなく、「幼児教育」を表しています。)
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更新日:2024年05月27日