体力・運動能力調査
5月17日(金曜日)
文部科学省は、子どもの体力状況について把握・分析を行うことを目的とした「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」を、平成20年度より全国の小学5年生及び中学2年生を対象に実施しています。市内の小・中学校では、対象学年だけでなく全学年を通して毎年調査を行っています。
体力・運動能力では、握力、上体起こし、長座体前屈、反復横とび、20mシャトルラン(中学校ではシャトルランと持久走のどちらかを学校で選択)、50m走、立ち幅とび、ソフトボール投げ(中学校ではハンドボール投げ)の8項目の計測を行います。運動習慣等調査では、質問紙を通して一週間の総運動時間や「朝食を毎日食べる」割合、学習以外のスクリーンタイム(平日1日あたりのテレビ、スマートフォン、ゲーム機等による映像の視聴時間)など子どもたちの生活習慣と体力・運動能力との相関関係を調べます。
ここ数年、子どもたちの体力総合点は小中学校ともに低下しています。総務省の社会生活基本調査でも、授業以外ではスポーツを行わないと答えた子どもたちの割合が増加しており、新型コロナ禍で身体を動かさなくなった生活習慣が定着した可能性がうかがえるとの分析も聞かれます。日頃からスポーツに親しみ、積極的に身体を動かす習慣づくりを、各学校ではこれからも積極的に取り組んでいきたいと考えています。
南中(シャトルラン) 南三小(反復横とび)
第七小(ソフトボール投げ) 第七小(立ち幅とび)
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更新日:2024年05月17日