認知症安心声掛け訓練

更新日:2023年12月06日

12月4日(月曜日)

   高齢化が進む日本では認知症患者数も年々増加しています。大阪狭山市においても認知症患者数は2千人を超え、高齢者の6人に一人の割合となっています(令和5年5月末)。
   南第一地区の福祉委員会は市の地域包括支援センターと連携して、毎年南第一小学校の6年生を対象に「認知症安心声掛け訓練」を実施し、認知症に対する理解や啓発に取り組んでいます。

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   子どもたちは認知症に関するお話を聞かせていただいた後、実際に困っているお年寄りに出会ったときにどう接すればよいか、3つの場面を設定したロールプレイ学習を行いました。福祉委員会や地域の福祉事業所の方が演じられる「ベンチに座って泣いている高齢者」「ご飯をまだ食べていないという認知症の人」「道に迷っている認知症の人」を前に、子どもたちはなんとかコミュニケーションを採ろうと声掛けの仕方を工夫していました。

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   核家族化の影響で祖父母と同居する三世代家庭は少なくなっていますが、地域で暮らす高齢者が安心して暮らせる街をつくるために、子どもたちの力はますます重要になっていくでしょう。

 

 

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