麻しん風しん(MR)混合ワクチンの接種を受けましょう!

更新日:2025年04月01日

麻しん(はしか)の感染事例が報告されています

今般、海外において、麻しんの流行が報告されており、特にヨーロッパ地域における症例報告数は前年度の30 倍以上に急増し、入院を要する重症例や死亡例も確認されています。
大阪府内においても、既に海外からの輸入症例が契機と考えられる事例報告もあり、今後、輸入症例や国内における感染伝播事例が増加することが懸念されます。
 

麻しん(はしか)とは

 麻しん(はしか)は、麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症として知られています。麻しんウイルスは感染力が非常に強く、空気感染等により、簡単に人から人に感染します。麻しん(はしか)の免疫が不十分な人が感染すると、高い確率で発症します。

麻しん(はしか)の症状

感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。
2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。
肺炎や中耳炎になることがあり、まれに、重い脳炎を発症することもあります。
先進国であっても、1,000人に1 人が死亡するといわれています。


 

麻しん(はしか)の疑いがある場合

医療機関に電話等で麻しん(はしか)の疑いがあることを伝え、以降は医療機関の指示に従ってください。医療機関への移動の際は公共交通機関の利用を可能な限り避けてください。

麻しん(はしか)の予防

麻しん(はしか)は感染力が強く、空気感染もするので、手洗い、マスクのみで予防はできません。
麻しん(はしか)の予防接種が最も有効な予防法といえます。
麻しん(はしか)の罹患歴がなく、2回の予防接種歴が明らかでない場合は予防接種を検討してください。

麻しん風しん(MR)ワクチン定期接種

1期 :1歳から2歳未満

2期 :小学校就学の前年度(5歳から7歳未満)
令和7年度は平成31年4月2日から令和2年4月1日生まれ

(実施期間は令和7年4月1日から令和8年3月31日まで)

接種費用:無料

対象時期になったら、できるだけ早い時期に受けましょう。

 

(特例対象者)以下の人で1期または2期の接種を受けていない人

1期:令和4年4月2日から令和5年4月1日生まれ

2期:平成30年4月2日から平成31年4月1日生まれ

(実施期間は令和7年4月1日から令和9年3月31日まで)

麻しん風しん(MR)ワクチン行政措置接種

(行政措置対象者)以下の人で1期の接種を受けていない人

  • 令和2年4月2日から令和4年4月1日生まれ
  • 2歳以上の令和5年4月2日以降生まれ

(実施期間は、4歳児クラス(年中)の年度の終了まで)

接種費用:無料

接種を受ける前に保健センターに相談し、接種についての説明を受けてください。

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部健康推進グループ(大阪狭山市保健センター)
電話番号:072-367-1300
ファックス番号:072-367-1359
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