マンションの防災対策

更新日:2023年10月31日

  • 地震が発生した場合、マンションでは、エレベータの停止、給排水設備等の損傷、高層階居住者の孤立、長周期地震動による大きな横揺れなどが懸念されています。

災害時に大切な命を守るためには、一人ひとりが家具類の転倒・移動・落下防止や食料などの備蓄などを行う(自助)とともに、マンション内で自主防災組織を結成し、お互いに助け合える体制を築く(共助)ことが大切です。

自主防災組織とは??

また、以下のような訓練を継続的に実施することで災害に備えることが重要です。

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自主防災組織(マンション自治会・管理組合等)が自主的に取り組む訓練

項目 概要
防災設備点検 消火器、屋内消火栓の設置位置・使用方法、備蓄倉庫の位置、備蓄物資の内容等を定期的に点検します。
備蓄物資の充実 住民の特性・属性などを考慮した食料、水、簡易トイレ等の備蓄を準備し、リスト等を作成します。
防災意識の高揚 防災に関する講習会や掲示板、回覧等を利用して防災意識の高揚を図ります。特に家具転倒防止器具の設置などの備えを促します。
安否確認訓練 事前に明るい色のハンカチ等を各戸に配付し、玄関先から見える場所に出してもらいます。各戸に出された明るい色のハンカチ等で、各階またはブロックごとに安否情報を収集し、本部(自主防災組織)へ伝達します。
避難誘導訓練 マンション内にあるオープンスペース等へ住民を誘導する訓練を行います。その際、避難経路上の危険個所等も確認を行います。
救出救護訓練 担架やバール等救助工具などの防災資機材の使用方法を訓練します。また、地震発生時のエレベータの動きや閉じ込められた場合、玄関扉が開かなくなった場合の対応について確認を行います。
一時避難場所運営訓練 マンション内にある集会所等を利用した一時避難場所の運営訓練を行います。必要な物資などを話し合い、運営方法を点検します。

 

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