大阪狭山市教育振興基本計画(令和2年度~6年度)
- 計画策定の趣旨
「大阪狭山市教育振興基本計画」は、教育基本法第17条第2項に基づき大阪狭山市教育委員会が策定するもので、本市の教育全般についてのビジョンを示すとともに、教育の振興に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るための計画で、本市の教育行政を進めるにあたり、最も重要な計画です。
国は平成28年に「持続可能な開発目標(SDGs)実施指針」を策定し、持続可能で強靭な、誰一人取り残さない社会の実現に向けた取組みを推進しています。本市においても、社会の持続的な発展を支える人材を育てるためには、人と人とがつながり、学校・家庭・地域が連携・協働し、市民総がかりで大阪狭山市の教育をすすめていくことが重要です。この計画は、「第1期大阪狭山市教育振興基本計画」が掲げた「学びあい、つながりあい、未来に輝く人づくり」を基本理念として継承しながら、教育を取り巻く課題の解決をめざすとともに、新しい時代を見据えた、次代の教育を実現するために、私たち大阪狭山市民の共通の目標とすることを目的としています。
- 基本理念 「学びあい、つながりあい、未来に輝く人づくり」
本市は、平成27年3月に策定した「第1期大阪狭山市教育振興基本計画」にもとづき、「学びあい、つながりあい、未来に輝く人づくり」を基本理念とし、さまざまな教育施策を展開してきました。
この基本理念は、少子高齢化やグローバル化がすすむ社会環境へ対応できる人づくりや、地域社会での人間関係の希薄化に対応する環境づくりをすすめるうえで、今後も必要な教育の方向性を示しています。従って、本計画でも、これまでの基本理念を継承することとしました。
変化の激しい時代にあって、大阪狭山市民がつどい、学びあい、助けあうことによって、一人ひとりが楽しく、豊かで健康な生活を送ることをめざします。
そのためには、さまざまな課題を乗り越えていく市民の主体性を生み出す力を育み、お互いがつながることによって、まちづくりに取り組んでいく教育を創造します。
また、子どもたちが必要とされる学力を身に付け、学びに向かう力や人間性を育てるとともに、ふるさと大阪狭山市を愛する心を大切にする教育をすすめます。
- めざす子ども像 「自分らしく、いきいきと学び、さやまを愛する子」
「自分らしく」とは、自分をかけがえのない存在と実感し、夢や志に向かって、自分の力や個性を最大限発揮するとともに、思いやりの心や規範意識、自尊感情を持ち、よりよい人間関係を築こうとする子どもの姿をめざしています。
「いきいきと学び」とは、学ぶことに喜びを抱き、自ら学び、課題を見つけ、主体的に判断し、可能性にたくましく挑戦しようとする子どもの姿をめざしています。
「さやまを愛する子」とは、豊かな自然に囲まれ、歴史と文化が息づく大阪狭山市の恵まれた環境のなかで、ふるさと「さやま」のすばらしさに自ら気付き、伝統や文化を尊重し、未来の「さやま」を創造しようとする子どもの姿をめざしています。そして、人・地域・歴史文化とのつながりあいのなかで、郷土への誇りと愛着を育み、時代の変化にも翻ろうされずに、生涯輝くことができる力を備えた子どもの育成をめざします。
大阪狭山市教育振興基本計画(概要版)
第2期大阪狭山市教育振興基本計画(概要版) (PDF:1.8MB)
大阪狭山市教育振興基本計画
別冊
下記の「大阪狭山市教育振興基本計画」の分割版も参照できます
表紙・目次
第1章
第2章
第3章
第4章
第5章
資料編
この記事に関するお問い合わせ先
教育部教育政策グループ
電話番号:072-360-4469
ファックス番号:072-367-1254
更新日:2023年10月31日