【第21回】ライトダウン体験してみませんか(令和2年2月号広報掲載)

あなたは暗闇の中で眠れますか。停電はいつ起きてもおかしくない災害です。眠れないとストレスもたまり生活に悪影響を及ぼします。環境省は2003年から16年間、地球温暖化防止のためライトダウンキャンペーンを行っていました。一定の成果を得られたと終了しましたが、防災の観点からも、季節のいい時期に家でライトダウン体験をしてみませんか。電気を消しても、街灯の明かりや隣の家の明かりで真っ暗ではない発見があります。
停電時には、使えない電化製品の多さにストレスが倍増します。家の明かりを消して暗さを楽しむことで、災害時のストレスも少しは軽減され、電気のありがたみを感じることもできるのではないでしょうか。
災害時、室内照明代わりのランタンは、家族みんながいつも同じ場所にいられるわけではないので、リビング、台所、トイレに1台ずつあると安心です。ランタンがないときは、懐中電灯にペットボトルを乗せたり、ビニール袋をかぶせると光が乱反射して周囲が明るくなります。
ライトダウン体験で災害対策に不足しているものが発見できるかもしれません。さらに備蓄食料を食べれば、ちょっとしたキャンプ気分を楽しめます。地球環境にもいいので、ぜひ一度体験してください。そしてできれば毎年の恒例行事にしてみませんか!
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更新日:2023年10月31日