【第19回】災害時にも使える防寒対策(令和元年12月号広報掲載)

防災対策をするうえで見落とされやすい「季節」。夏場の熱中症対策と同様に冬場の防寒対策も重要です。体が冷えると、体力の消耗も早くなります。停電などで暖房器具が使えないことを想定したうえでの防寒対策を紹介します。
- 使い捨てカイロを使用する
動脈のある首・脇・太ふともも腿・腰を使い捨てカイロなどで温めると効果的です。ただし、直接肌に当てないなど、低温やけどに注意してください。
- 防寒着を活用する
毛布などの寝具以外にも、ダウンコートなどの防寒着を活用しましょう。災害時にすぐに取り出せる場所に置いてください。
- 温かいものを食べる
食べて体を温めることは、風邪予防など災害時の健康管理にも効果的です。お湯を入れるだけで食べられる即席みそ汁などの汁物や、体の内側から温める生姜、唐辛子入りの食品も効果的です。
そのほかにも、防寒着や防寒グッズがないときは新聞紙をお腹の回りに巻き、ラップを巻いて服を着るなど、様々な防寒対策があります。こういった工夫や身の回りにあるものをうまく組み合わせて「季節」にあわせた防災対策を考えましょう。
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更新日:2023年10月31日