【第17回】「避難行動要支援者登録制度」とは?(令和元年10月号広報掲載)

災害時に必要な情報の把握が困難な人や、一人だけでは避難できない在宅の高齢者、要介護認定者、障がい者や難病患者などを、災害が発生したらどう避難させるのか、どのように安否を確認するのかが課題となっています。
市では、避難行動要支援者登録制度として、災害時に支援を必要とする人を対象とした避難行動要支援者名簿への登録を受け付け、この名簿による情報をもとに民生委員・児童委員や自主防災組織などと共有し、地域での活動や災害時の情報伝達、避難行動の支援に活用できるよう整備しています。
災害時は、消防や警察などによる応急救助活動が行われるまでに一定の時間を要することも想定され、こうした地域(隣近所)での助け合いが不可欠です。
支援する人も支援を希望する人(避難行動要支援者)も、常に自分の身は自分で守るという意識を持ち、地域の行事や防災訓練などに積極的に参加し、普段から地域(隣近所)で気軽に話せる関係づくりを心がけましょう。
そのような関係が、いざというときにお互いの身を守ることにつながります。
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更新日:2023年10月31日