【第10回】ハザードマップと防災マップの違いは?(平成31年3月号広報掲載)

防災・減災に取り組むにあたって、まず確認すべきものは、ハザードマップと防災マップと言われています。では、この2つのマップの違いは何でしょうか?
ハザードマップは、災害の被害予測図で、災害種別ごとに存在します。防災マップは、避難場所や公共施設などを示した地図で、災害種別を問いません。
市では、両方をまとめたものを「大阪狭山市防災マップ」として作成しています(市役所危機管理室で配布)。
このマップには、避難場所などの情報のほかに、河川洪水リスク表示図による浸水想定情報(200年に一度の降雨確率による情報)や、土砂災害警戒区域の情報を掲載しています。
これらの情報は、周辺の災害リスクの把握、避難場所や必要な備蓄品・非常持ち出し品の選定など、災害への備えに基本となる情報で、災害発生時には、避難行動をとるうえで重要な情報になります。
新生活を始める人や、マップを確認したことのない人は、必ず周辺の災害リスクや避難場所を把握し、避難経路を確認しておきましょう。
この記事に関するお問い合わせ先
危機管理室
電話番号:072-366-0011
ファックス番号:072-367-1254
問い合わせフォーム
更新日:2023年10月31日