【第3回】災害時に役立つ熱中症対策(平成30年8月号広報掲載)

~普段から習慣にしよう!車の燃料計が半分を切ったら「満タン」に~
平成28年の熊本地震では、国や県から避難者に熱中症への注意喚起が行われました。しかし、車のエアコンはガソリン不足への不安から十分に使用できず、水分補給はトイレの回数を減らすため控えるなど、熱中症対策は難しい状況でした。
熱中症は、めまい、吐き気や頭痛などの症状があり、症状が重くなると意識がなくなるなど命にかかわる場合もあります。平時であれば救急車を呼ぶなどして医療機関を受診しますが、災害時はいつもと同じ救助ができるかはわからないため、熱中症への対策はより大切になります。
役立つ熱中症対策として、災害時に車のエアコンを使用できるように、平時から車の燃料計が半分を切ったら「満タン」に給油しておくことを習慣にしましょう。
そのほかにも水で濡らすことでヒンヤリと冷たくなる冷感スカーフやタオルなど、簡単に使える熱中症対策グッズや簡易トイレを準備しておくことも有効です。
そして、災害時にかかわらず熱中症対策でなにより大切なのは水分・塩分補給です。経口補水液などでこまめな補給を心掛けましょう。
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更新日:2023年10月31日