献血ミニ知識

更新日:2023年10月31日

献血の重要性、あなたはご存知ですか?

なぜ、献血は必要なのでしょうか?

 血液は、酸素を運ぶ、病原菌と戦う、出血を止めるなど生命維持に欠かせない役割を担っていますが、人工的に造ることが出来ません。このため、病気や怪我で血液を必要としている方へ血液を届けるには、皆様の血液が、どうしても必要となります。

献血の種類

 献血の採血方法には、すべての血液の成分を採血する全血献血と、必要な血液の成分だけを採血する成分献血があります。

  • 全血献血は、1回の献血での採血量により、400ミリリットル献血と200ミリリットル献血があります。
  • 成分献血は、成分の種類により、血漿(けっしょう)成分献血と血小板成分献血があります。

 それぞれの献血からつくる血液製剤は異なり、その種類と使用目的は、下記のとおりです。

全血献血(200ミリリットル、400ミリリットル)

  1. 全血(血液細胞成分及び血漿成分を同時に必要とする場合)
  2. 赤血球(慢性貧血、外科手術前後の輸血など)
  3. 血漿(外傷や外科手術など)

成分献血(血漿成分献血、血小板成分献血)

  1. 血漿成分献血(外傷や外科手術など)
  2. 血小板成分献血(血小板産生低下による血小板減少症など)

献血における採血基準

 献血者の健康面の安全を確保するため、及び輸血を受ける方の安全を守るために採血前に医師による問診を行います。

 また、輸血を受ける方の安全を守るため、HIV(エイズウイルス)感染が疑われる方、輸血や臓器移植を受けた方、一定の期間に英国などへの海外滞在歴がある方などは、問診で確認し献血をご遠慮いただいています。

  • 200ミリリットル献血は、16歳から69歳
    体重は男性45キログラム以上、女性40キログラム以上
  • 400ミリリットル献血は、男性17歳から69歳、女性18歳から69歳体重は男女とも50キログラム以上
  • 血漿成分献血は、18歳から69歳
    体重は男性45キログラム以上、女性40キログラム以上
  • 血小板成分献血は、男性18歳から69歳、女性18歳から54歳
    体重は男性45キログラム以上、女性40キログラム以上

65歳から69歳の方は、60歳から64歳までに献血の経験がある方に限ります。

採血の時間

採血にかかる時間は、下記のとおりです。

  • 200ミリリットル献血、400ミリリットル献血は15分程度
  • 成分献血は採血量に応じて40分から90分程度 (個人差があります)

献血と献血(次回献血)の間隔

次回、献血可能な日は、献血後お渡しする献血カードに記載されていますのでご確認ください。

今日と明日の大阪府内献血場所のご案内  

 フリーダイヤル 0120-524-133

近畿2府4県から、かけることができます。携帯電話からは、ご利用できませんのでご注意ください。

お問い合わせ先

電話 06-6962-7654(渉外課)

この記事に関するお問い合わせ先

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