近畿大学病院の移転に関する経過について
厚生労働大臣あて申請されていました近畿大学病院の移転について、厚生労働大臣の同意がありました。
厚生労働大臣の同意の内容は、病床数800床、病床の種別は一般病床、地域を堺市二次医療圏とするものでした。
近畿大学医学部移転に伴う医学部附属病院再編計画等では、現地建替えができない理由としては、狭山キャンパスの敷地は市道及び都市計画道路により分断されており、建替用地として有効な利活用が困難であるという敷地上の制約や、現存建物に耐震補強等改修工事を行う場合において、医療安全の確保のために診療制限が必要となることなどが理由とされています。
また、泉ヶ丘駅前地区を移転先とした理由は、「泉ヶ丘駅前地域活性化ビジョン」が策定されたこと。泉ヶ丘駅前地区は、南大阪地域からのアクセスが可能で、現病院からは直線距離で4.3キロメートと近接し、患者の受療動向に大きく影響を与えることはなく、引き続き、南大阪地域の基幹病院として地域内の医療機関と連携を行うのに非常に適した地区であることなどが理由とされています。
災害拠点病院等としての機能・役割については、移転後も引き続き、基準に基づいた救急患者の受入れや、災害時における医療機関の支援活動等、南河内二次医療圏の救命救急センター、災害拠点病院としての機能・役割を果たしていくとしております。
今後も、大阪府、近畿大学、本市との三者で締結した基本協定に基づき、医療需要を踏まえながら、身近で安心して医療が受けることができるよう、跡地での医療機能を確保するため、三者で協議、検討を進めてまいります。
令和元年8月26日
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更新日:2023年10月31日