おおさかさやまで「いきいき」暮らす。Vol.324

更新日:2025年06月20日

「おおさかさやま」には、人とのつながりを大切にして様々な活動をしている人がたくさんいます。

人に尽くすことを大切にしている人
自分が楽しく過ごすことでみんなの笑顔を生んでいる人
帰ってくる子どもたちのために、まちをきれいにする人

皆さんに元気の秘訣を聞くとそこには共通点が。
おおさかさやまで、元気に、いきいき暮らす人のエピソードを紹介します。
 

元気にいきいき_Vol.324

仁枝多惠美さん    79歳(茱萸木)

「私が好きな言葉は、感謝、思いやり、気配りです。昔から心に残っている良い言葉を自分の中に取り入れてきました」

仁枝多惠美さん

18年前から狭山池まつりの陶器市に「おてだま」という名前で出店してきた仁枝多惠美さん。これまで、陶器の販売はそこそこに、陶器市の横でカレーライスを100人分つくったり、米を8升炊いておにぎりを250個つくって振る舞ったりと、地域の人のために活動してきました。

「当時、地域で活動していた85歳の方から、『この年になっても楽しく自分にできることが、ボランティアとして人のお役に立ててうれしい』と聞きました。この言葉を聞いて、私も自分ができることをやろうと思って昨年まで続けてきました。狭山池まつりでカレーライスを食べた子に、『これからも狭山池を見守って参加してや』と、だれかのために自分ができることをしてほしい、という思いを伝えてきました」

陶芸を市立公民館で始めて30年以上。6年前から10人の会員で週に1回楽しんでいます。陶芸の魅力を尋ねると、

「自分が好きな亀やカエルの植木鉢をつくり、焼きの作業である釜入れもします。毎年、干支にちなんだものをつくり、知り合いにプレゼントして喜んでもらっています。陶芸はやっぱり、私の生きがいです。ふふふ」

そんな仁枝さんは卓球にも元気をもらっています。

「長崎がんばらんば国体に出場し、39年前に狭山に来てからも続けてきました。今は南海金剛住宅の自治会館で楽しんでいます。うまくボールを返せたら一緒に喜ぶんです。練習後、みんなでお茶をしておしゃべりしています。卓球は、だれでもできるスポーツだと思います」

ほかにも、青少年指導員を12年間務め、西小学校の元気っこでは子どもたちに卓球を教えてきました。

「だれかの役に立つということは、人から元気をもらっているということ。人は体を動かすことで元気が出ます。自分で病気をつくらないことが大切です。今は、元気に夫の介護ができるよう、自分の健康のために卓球と陶芸を続けています」

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