おおさかさやまで「いきいき」暮らす。Vol.323

更新日:2025年06月20日

「おおさかさやま」には、人とのつながりを大切にして様々な活動をしている人がたくさんいます。

人に尽くすことを大切にしている人
自分が楽しく過ごすことでみんなの笑顔を生んでいる人
帰ってくる子どもたちのために、まちをきれいにする人

皆さんに元気の秘訣を聞くとそこには共通点が。
おおさかさやまで、元気に、いきいき暮らす人のエピソードを紹介します。
 

元気にいきいき_Vol.323

太田正人さん    64歳(大野台)

「自分が楽しく卓球を続けてこられたことに感謝し、自分の経験を地域に還元して、恩返しをしたいです」

太田正人さん

大阪狭山で育ち、府立学校の教員として、生徒たちを見守ってきた太田正人さん。現在は、地域活動に取り組みながら、市内の中学校で卓球のクラブ活動も指導しています。太田さんが卓球と出会ったのは、中学時代。当時、熱心な先生に指導してもらったことが、これまで卓球を続けることにつながっています。

「中学・高校・大学と、卓球でもっと強くなろうと続けてきました。教員になってからも、クラブ活動を通してかかわってきました。今考えると、当時、自分が充実した環境でクラブ活動で卓球ができていたのは、先生方の熱意と仲間がいたからだと、本当に感謝しています」

教員としての経験を生かして、生徒を温かく見守りながら、一人ひとりにあった練習方法を伝えています。

「今は、新しい道具や技術が開発されていて、とても高度な卓球に進化しています。基礎がないと習得できない技術もありますが、自分の経験を生かして伝えていきたいです。生徒たちに卓球の技術をいろいろ教えていると、『ええー、すごいっ』と驚いたり、自分が提案した練習方法についてきてくれたりするのがうれしいです。今まで顧問の先生ができなかった指導をしたり、生徒たちが楽しく卓球ができる環境をつくれたらいいなと思います」

「積極的に学校支援活動がしたい」と言い切るのは、現役時代に出会った人に影響を受けたからだそうです。

「大阪府の教育委員会で社会教育の担当をしているとき、地域活動に熱心に取り組む人とたくさん出会い、頭が下がる思いでした。今までお願いする立場だったこともあり、自分もしっかり恩返しせなあかんという気持ちがあります」

太田さんの恩返しは、孫たちが大きくなったときのまちの姿も見据えています。

「今年、初詣のおみくじが一番札の大吉だったんです。だから今年は、頼まれたことは全部引き受けようと思っています。ちょっとしんどくなってきてるところもありますが。笑」

 

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