おおさかさやまで「いきいき」暮らす。Vol.317
「おおさかさやま」には、人とのつながりを大切にして様々な活動をしている人がたくさんいます。
人に尽くすことを大切にしている人
自分が楽しく過ごすことでみんなの笑顔を生んでいる人
帰ってくる子どもたちのために、まちをきれいにする人
皆さんに元気の秘訣を聞くとそこには共通点が。
おおさかさやまで、元気に、いきいき暮らす人のエピソードを紹介します。
元気にいきいき_Vol.317
山野彰さん 76歳(東池尻)
「『出会い』と『つながり』を大切に。石ころアートで地域や年代を超えた交流を行っています。子どもの笑顔が私の元気の源です」

石ころの形や色の特徴を生かして、絵の具で動物などの絵を描く「石ころアート」の作品を生み出し続けている山野彰さん。長年、大阪市内で勤めていた教職員を退職後、青少年指導員や地区の役員を務め、現在も行政書士として活動しています。作品を飾るだけでなく、たくさんの人を集めてアートを楽しむために、山野さんが約10年前に開設したギャラリーには、石ころが、猿やパンダ、フクロウといったかわいい動物に大変身した作品がズラリと並んでいます。
「約25年前に石ころアートに出会って以来、個展を開催したり、ギャラリーに集まった人たちと一緒に楽しみながら作品をつくっています。石ころを探しながら、どんな動物が描けるだろうかと想像して散歩することもあり、気軽に挑戦しやすい身近なアートであることが大きな魅力です」
山野さんに健康の秘訣を伺うと、「人との出会いが健康の秘訣です。石ころアートをしていることでたくさんの人たちとのご縁があり、一緒に楽しむことが幸せです」
東日本大震災の原発事故で、農作物への風評被害があった福島県を訪れて、復興支援のため、日本大学農学部の学生らと、4メートルほどの大きな岩に動物のイラストを描いたこともあり、地域や年代を超えた交流を行い、まちづくりに貢献しています。
「最近は、徳島県勝浦町で、私が今までに描いたことがない恐竜の絵を石に描いてほしいと依頼があったので、図鑑を見ながら、恐竜の絵を描く練習がしたいです。これからも、石ころアートをはじめとした自分が持っているものを、たくさんの人に楽しんでもらえるようなつながりをつくっていきたいと考えています」
これまでの出会いでつながった人や子どもたちと一緒に石ころアートを楽しむことが山野さんの原動力。
「子どもの笑顔を見ると元気が出ます。今後も、石ころアートや様々な活動を通じて、子どもたちが元気に育つまちにと展望を描いています」

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更新日:2024年09月04日