おおさかさやまで「いきいき」暮らす。Vol.321
「おおさかさやま」には、人とのつながりを大切にして様々な活動をしている人がたくさんいます。
人に尽くすことを大切にしている人
自分が楽しく過ごすことでみんなの笑顔を生んでいる人
帰ってくる子どもたちのために、まちをきれいにする人
皆さんに元気の秘訣を聞くとそこには共通点が。
おおさかさやまで、元気に、いきいき暮らす人のエピソードを紹介します。
元気にいきいき_Vol.321
石井重光さん 81歳(大野台)
「人権意識を大切に、地域の人と助け合って活動しています。健康に気をつけながら、これからも活動を続けていきます」

長年、堺市で務めた教職員を退職後、人権擁護委員や都市間市民交流協会の役員、小学校での英語活動支援など、幅広く活動している石井重光さん。教職員時代から、どんな場面でも、「自分がされて嫌なことはしない・させない・見逃さない」人権意識を大切にして活動しています。
「病院の待合室などで差別的なうわさ話をしている人たちを見かけると、口うるさいと思われるかもしれませんが、『その発言は問題ではないですか』と声かけをします。人権というと難しく聞こえるかもしれませんが、だれもが平等に持っている権利です。見て見ぬふりをすると新たな差別につながるので、普段から人権意識を大切にしています。どんな活動をするにも、個人の力には限界があるので、地域で同じ志を持つ人と出会い、助け合うことが大切です。私を頼って、声をかけてもらったときは、せっかくご縁をいただいたのだから、なるべく期待にこたえたいと思っています」
石井さんに健康の秘訣を伺うと、
「毎朝、体重をカレンダーに記録しています。お酒を飲み過ぎたり、おいしいものを食べ過ぎたりするとすぐに数字に表れます(笑)。体重維持のためにも、元気クラブやいきいき百歳体操に通い、毎日5千歩歩くなど、健康づくりを心がけています」
ほかにも、料理が好きな石井さんは、料理本を読みながら、和・洋・中のいろんな料理に挑戦しています。中でも、得意料理は約20年間続けているそば打ちです。
「教職員時代のPTA活動がきっかけでそば打ちを始め、段位を取得するほど熱中しました。練習でつくったそばを振る舞った近所の人たちは、私の被害者かもしれません(笑)。最近は、手打ちうどんもつくっています。年を重ねると、徐々に終えていく活動もありますが、そば・う
どん打ちはこれからも続けていきたいですね」
様々な活動での出会いを通じて、大阪狭山市は人がとても温かいまちだと感じるという石井さん。今日も熱い思いを持って活動しています。
この記事に関するお問い合わせ先
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更新日:2025年06月20日