おおさかさやまで「いきいき」暮らす。Vol.322
「おおさかさやま」には、人とのつながりを大切にして様々な活動をしている人がたくさんいます。
人に尽くすことを大切にしている人
自分が楽しく過ごすことでみんなの笑顔を生んでいる人
帰ってくる子どもたちのために、まちをきれいにする人
皆さんに元気の秘訣を聞くとそこには共通点が。
おおさかさやまで、元気に、いきいき暮らす人のエピソードを紹介します。
元気にいきいき_Vol.322
森口初子さん 76歳(東池尻)
「何事も一人ではできない。協力してくれる仲間たち、買いに来てくれる人たち、みんなに感謝感謝の気持ちでいっぱいです」

毎週土曜日の朝に、東池尻地区会館で野菜を販売している森口子さん。直売所を始めたのは、農協の狭山西支店で開催しているフレッシュ朝市がきっかけでした。
「東池尻は住みやすいところですが、コンビニやお店がありませんでした。フレッシュ朝市みたいにみんなが野菜を買える場所をつくりたいと思い、農協の女性会、地区会や老人会に協力してもらって東池尻野菜直売所をつくりました。野菜を育てるのが好きで、育てる楽しみは、種をまいて苗が育って実になること。成長を観察するのが楽しみです。野菜に『今日も元気?』と声をかけると元気に育つんです。ほんとですよ(笑)」
直売所にはたくさんの新鮮な野菜が並んでいます。
「直売所に出す野菜は前日に収穫したものが多く、とても新鮮なことが売りで、多くの出荷者に協力してもらっています。モロヘイヤや空心菜などの少しなじみのない野菜は、どうやったらおいしく食べられるかお客さんに伝えています。空心菜は豚肉ととても相性がよく、一緒に炒めるとおいしいです。ぜひ一度試してみてください」
子どもたちが参加できるイベントも企画しています。
「直売所が7周年を迎えたときに、畑にさつまいもを約200本植え、地区の子ども会やお客さんなどを招待しました。50人近く来てくれて、大盛況でした。初めてさつまいもを育てましたが、一つのツルに実がたくさんできて、子どもたちが収穫して喜ぶ顔を見るのがうれしかったですね。今年は、子ども限定で、野菜にお菓子を付けて100円で販売しました。大人の購入者には4種類の野菜をおまけしました。次はどんなことをしようかな」
直売所を始めて今年で10周年です。
「こんなに続くとは思いもしなかったですが、いつも来てくれている人や手伝ってくれている人に感謝感謝です。しんどいと思ったことはありません。でも、今年の夏は雨が降らず、野菜が育たないことがしんどかったですね(笑)」
今週も仲間と共に、おいしい野菜を並べます。
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更新日:2025年06月20日