おおさかさやまで「いきいき」暮らす。Vol.316
「おおさかさやま」には、人とのつながりを大切にして様々な活動をしている人がたくさんいます。
人に尽くすことを大切にしている人
自分が楽しく過ごすことでみんなの笑顔を生んでいる人
帰ってくる子どもたちのために、まちをきれいにする人
皆さんに元気の秘訣を聞くとそこには共通点が。
おおさかさやまで、元気に、いきいき暮らす人のエピソードを紹介します。
元気にいきいき_Vol.316
池かおるさん 67歳(西山台)
「子どもはかわいい。私が子どもたちに遊んでもらっています。ボランティアもサークル活動も自分が楽しむことが大切です」

ぽっぽえんのボランティアやUPっぷの認定子育てサポーターの1期生で今も続けている池かおるさん。子どもが本当にかわいいと感じるそうです。
「子どものころ、近所の小さい子どもたちを集めて遊んでいました。その子たちのお母さんが喜んでくれたこともあって、そのころから、子どもにかかわる仕事がしたいと考えていました。大人になって保育士を経験し、その後、広報誌を見て、ぽっぽえんのボランティアを始めました。あるとき、園庭でお花を摘んでいる子に『お母さんに持って帰るの?』と聞いたら、『おばちゃんにあげる』と言ってお花をくれました。かわいくて辞められないなと感じました。赤ちゃんの柔らかい感じもかわいくて。あ~こんな感じだったなと子育てしているときを思い出します」
大阪狭山は自然があって子育てしやすいと太鼓判を押します。
「自分が子育てしているときよりいろんな子育て支援施設や事業ができてうらやましいなと感じます。最近のお母さんはフルタイムで働いている人もいます。そういう環境で私たちが子どもたちと過ごすことで、『一緒に頑張ろう』とささやかなお手伝いができているのかなと思います」
ほかにも、絵本サークル「さくらんぼ」では、こども園などに出向いて絵本を読みます。
「ピアノを弾きながら絵本を読む『絵本ライブ』の講座がきっかけです。そのときのメンバーでサークルを立ち上げ、音楽や効果音をつけて絵本や紙芝居を読んだり、パネルシアターをしたり。反応にあわせてアドリブを入れて、やり取りを楽しみます。子どもたちのキラキラした目を見るのがうれしいです」
池さんには子どもとかかわるうえで大切にしていることがあります。
「ボランティアにしても、さくらんぼの活動にしても、自分が楽しめることを大切にしています。楽しむことで続けられてきたんだと思います。面倒を見るのではなく一緒に遊ぶ。私が遊んでもらっているんですよ」
この記事に関するお問い合わせ先
市民生活部広報広聴・人権啓発グループ
電話番号:(広報)072-360-4291
ファックス番号:072-367-1254
問い合わせフォーム
更新日:2024年09月04日