おおさかさやまで「いきいき」暮らす。Vol.320
「おおさかさやま」には、人とのつながりを大切にして様々な活動をしている人がたくさんいます。
人に尽くすことを大切にしている人
自分が楽しく過ごすことでみんなの笑顔を生んでいる人
帰ってくる子どもたちのために、まちをきれいにする人
皆さんに元気の秘訣を聞くとそこには共通点が。
おおさかさやまで、元気に、いきいき暮らす人のエピソードを紹介します。
元気にいきいき_Vol.320
松川加壽代さん 75歳(半田)
「いろんなことをやりたい気持ちが昔からあります。手先を動かしたり、野球を見たり。だれかと一緒にするのがいいんです」

市内で実施する献血のボランティアである献血推進協議会の役員を20年以上続けている松川加壽代さん。ボランティアを始めたきっかけは、
「友だちに誘われたんです。夫が早くに亡くなって、いろんなことが落ち着いて手が空いたころから携わるようになりました。気持ちのうえでは、阪神・淡路大震災が起きて、被災した神戸の映像を見たことで、自分にも何かできることはないかなと感じたことが大きかったですね」
献血を実施している街頭で、通りすがりの人への声かけと協力者への案内をします。
「声かけをして、応じてくれた人にお礼を言って喜んでもらえると達成感があります。献血には69歳までという基準があり、少子化の影響もあって、若い人にもっと来てもらえたらなと感じています。また、現在、20人くらいで月1回程度ボランティアをしています。難しい作業はなく、和気あいあいと気軽にできるボランティアだと思っています。年齢や性別を問いませんので、一度参加してみてほしいです」
松川さんは昔からやりたいことがたくさん。友人と一緒に、15年以上、ステンドグラスをつくっています。
「手先を使ってトントン、コンコンするような作業が好きなんです。スマホでデザインを探して、良いのが見つかるとガラスを決めて機械で削ります。細かい作業が多く、はんだごても使うんですよ。時間がかかるので、でき上がるとうれしいです」
ほかにも、若いころに陸上やソフトボールをしていたこともあり、野球観戦に夢中です。
「推しの選手がいるというよりも、野球の試合を見るのが好きで、テレビの前で選手のオーダーを組んだりします。妹とスマホでやり取りしながら実況したり、応援したりと楽しんでいます。野球があるか天気が気になることもあります笑」
だれかと他愛のない話をしながら過ごすのが好きな松川さん。今日も、スマホで妹さんと野球談議に花を咲かせます。
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更新日:2025年06月20日