おおさかさやまで「いきいき」暮らす。Vol.314

更新日:2024年09月04日

「おおさかさやま」には、人とのつながりを大切にして様々な活動をしている人がたくさんいます。

人に尽くすことを大切にしている人
自分が楽しく過ごすことでみんなの笑顔を生んでいる人
帰ってくる子どもたちのために、まちをきれいにする人

皆さんに元気の秘訣を聞くとそこには共通点が。
おおさかさやまで、元気に、いきいき暮らす人のエピソードを紹介します。
 

元気にいきいき_Vol.314

山本睦美さん    71歳(狭山)

「子どもたちの笑顔を見ると元気をもらえます。笑顔を広げるにはコミュニケーションが必要で、人とのふれあいを大切にしています」

山本睦美さん

京都で生まれ育ち、結婚を機に大阪狭山市に移り住んだ山本睦美さん。子ども2人に恵まれ、子育てに勤いそしんでいました。

「結婚した当時は大野台に住んでいました。ニュータウンの開発の途中で住宅も少なくて緑がたくさんありました。蛇が家の中に現れることもありましたが(笑)。子育ての環境や、周りの人に恵まれて楽しかったですね」

当時の子育てで心がけていたことを伺うと、
「自分なりに子どもの後ろ姿をしっかり見ていました。学校から帰ってきて、少し様子が変なときは、すぐ聞いたりしなくても何となくわかるんですよね。あんまり言いたくないこともあるだろうし、自分から話してくれるのを待つようにしていました。自分で解決することで成長もできます」

一歩後ろから見守る方針は、今の活動にもつながっているそうです。


「孫の子育てが落ちついてきたタイミングで、子どもたちともっとふれあっていたいと思い、UPっぷで認定子育てサポーターを始めました。お母さんのタイミングで話しやすいようにそっと寄り添う。無理に近づかず、話がしやすい環境づくりを心がけています。UPっぷの外で見かけたら、『この前はありがとう、また来てね』ってコミュニケーションも大事にしています。みんなの出会いやふれあいの場として、UPっぷが活用されて笑顔が広がればうれしいですね」


活動の場はほかにも。

「狭山池博物館でのボランティア活動や、『さやまおはなしの会』の一員として幼稚園や小学校に行って、本の読み聞かせや手遊びをしています。子どもたちの笑顔を見るとこちらも元気をもらえます。笑顔には人とのふれあいが必要なんです。自分が子育てしていた当時の感謝を今に還元できたら良いなと思います。笑顔は人を引きつけます。まずは自分が笑顔でいることも大切ですね」

山本さんの周りには、笑顔があふれています。

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