おおさかさやまで「いきいき」暮らす。Vol.312

更新日:2023年12月27日

「おおさかさやま」には、人とのつながりを大切にして様々な活動をしている人がたくさんいます。

人に尽くすことを大切にしている人
自分が楽しく過ごすことでみんなの笑顔を生んでいる人
帰ってくる子どもたちのために、まちをきれいにする人

皆さんに元気の秘訣を聞くとそこには共通点が。
おおさかさやまで、元気に、いきいき暮らす人のエピソードを紹介します。
 

元気にいきいき_Vol.312

村田久仁子さん    70歳(大野台)

「子どもとかかわりを持てるのはとても楽しいですし、自分の経験が今も役に立っているのは、うれしいですね」
 

いきいき村田さん


大学を卒業してから65歳で定年を迎えるまで、支援学校で教師をしていた村田さん。
「職場を離れても、子どもとかかわっていきたいと思っていました。ちょうど孫が生まれてぽっぽえんに遊びに来ていたこともあって、ぽっぽえんボランティアに登録しました。保護者向けのイベントの間に子どもを預かったり、子どもや保護者と一緒に制作をしたりしています。泣いている子どものあやし方や抱き方など、支援学校に勤めた経験が役に立っていると思います」

結婚を機に、堺市から大阪狭山に引っ越してきて、45年ほど。村田さん自身はこのまちで3人の子どもを育てました。
「引っ越す前から、大阪狭山には中学校まで学校給食があると聞いていて、子育てするには良いまちだと思っていました。今でもその印象はあまり変わっていませんが、子育て支援施設や福祉施設などは今の方が充実していると思います。私が子育てをしていたころは、仕事などで忙しくしていたこともあり、子どもには寂しい思いをさせてしまっていました。当時の子どもの日記などを読み返すと、不安な気持ちなどが書かれていて、もっと子どもとの時間を取れれば良かったなと思います。今、ぽっぽえんボランティアとして制作などを手伝っていると、子どもと保護者が一緒に過ごす時間の手助けができていると思えるので、うれしいですね

ぽっぽえんボランティアは、村田さんにとっても大切な時間となっているそうです。「子どもたちとかかわれるだけでなく、保護者や職員などと話すことで社会とのかかわりを実感できます。また、保護者や子どもたちが笑顔で帰っていく姿や、ほかのぽっぽえんボランティアスタッフがいきいきと活動しているのを見ると元気をもらえます

自身の経験を、だれかのために生かすこと。村田さんのやさしい笑顔と元気の秘訣はここにあります。
 

ぽっぽえんでの村田さん

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