おおさかさやまで「いきいき」暮らす。Vol.311
「おおさかさやま」には、人とのつながりを大切にして様々な活動をしている人がたくさんいます。
人に尽くすことを大切にしている人
自分が楽しく過ごすことでみんなの笑顔を生んでいる人
帰ってくる子どもたちのために、まちをきれいにする人
皆さんに元気の秘訣を聞くとそこには共通点が。
おおさかさやまで、元気に、いきいき暮らす人のエピソードを紹介します。
元気にいきいき_Vol.311
迫田彰さん 78歳(池尻自由丘)
「仕事でもプライベートでもいろいろなことにチャレンジしてきました。『今日用(教養)・今日行く(教育)』を大切にしています」
岡山県真庭市で生まれた迫田さん。高校を卒業し、警察官の道に進んだことをきっかけに大阪に引っ越してきました。
「和泉市で暮らしていたのですが、何年かして引っ越そうと考えていたときに、不動産屋さんに『大阪狭山市の芦屋』として勧められたのが池尻自由丘でした。住み続けて41 年間、とても住みやすくお気に入りです」
40年余りの警察官人生を振り返ります。
「初めての配属は天満警察で、その後は堺北に泉北、天王寺や曽根崎など様々な場所で働きました。中でも思い入れがあるのは、オープン前の関西国際空港で勤務していたことです。当時は電車がなく、空港行きのバスに乗るしかなくて通勤するのが大変でした。また、オープン前なので何もなく、とても殺風景でしたね。業務は、成田空港であった過激派運動のようなことが起きないよう、警備などを担当していましたが、かなり緊迫した現場でしたね。何事もなくオープンを迎えられ、とてもうれしかったです」
精力的に働きながらも、若いときに何か始めたいと思い、習い始めたのが尺八でした。
「習い始めて今年で40 年目。今では大師範として活動しています。尺八・箏・三味線の師匠たちが集まる『堺三曲協会』で会長を務めていて、年1回の演奏をしたり、日本民謡の伴奏もしました。また、最近はアマゾン川に生息する『ディスカス』という熱帯魚の飼育にもハマっています。水温管理や魚たちのテリトリー管理などが大変ですが、自分で交配を考えたり、飼育するのは楽しいですね」
今特に大切にしていることを伺うと、
「自分なりに人生のゴールを見つめて、一日一日を大切に、楽しみながらゴールに向けて精いっぱい生きていきたいですね。『教養・教育』が大事とも言いますが、『今日用(今日用事がある)・今日行く(今日行くところがある)』があることがうれしいですね」
明日はどんな一日が待っているのでしょうか。
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更新日:2023年12月27日