おおさかさやまで「いきいき」暮らす。Vol.310

更新日:2023年12月27日

「おおさかさやま」には、人とのつながりを大切にして様々な活動をしている人がたくさんいます。

人に尽くすことを大切にしている人
自分が楽しく過ごすことでみんなの笑顔を生んでいる人
帰ってくる子どもたちのために、まちをきれいにする人

皆さんに元気の秘訣を聞くとそこには共通点が。
おおさかさやまで、元気に、いきいき暮らす人のエピソードを紹介します。

 

元気にいきいき_Vol.310

佐藤美智子さん   71歳(池尻北)

「子どもたちが育った地域への恩返しとして、魅力いっぱいのパネルシアターの活動を展開していきたいです」
 

佐藤美智子さん


「朝家にいたら、『今日はどこにも行かんのか?』と主人に言われます(笑)」と語るほど活動的な佐藤さんがライフワークと出会ったのは、43年前のことでした。
「京都で行われた子どもに関する講演会に参加したとき、不織布でつくられたキャラクターが布のパネルの上で自由自在に動く、『パネルシアター』に出会いました。すごい衝撃を受けて、おもしろい!私もやりたい!と思いました」

その後すぐに活動を始めたものの、「人前で演じるまでに2年かかった」とスタートを振り返る佐藤さん。大阪市内の子ども会のイベントなどで出演回数を重ねるうちに、パネルシアターの魅力にさらに引き込まれながら、腕に磨きをかけていきました。
「制作はとても楽しくて、季節や年齢に合わせて様々な作品を用意しています。40年前につくったキャラクターも今でも使えるんですよ。大切にすれば長く使えるんですね。本番では、子どもたちの反応を見て対話しながら演じるのが楽しいんです。子どもはとても敏感なので、せりふが飛んだりしても、『もう一回最初からやらせてくれる?』と聞いたりして、絶対にごまかさずにやることを大切にしています。自分の年齢以外は(笑)」

現在は認定子育てサポーターやお話し会のメンバーとして、市内を中心に公演しながら、UPっぷ2階のまちライブラリーや放課後見守りボランティア「元気っ子」のスタッフとしても精力的に活動しています。
「私の子どもたちが、第一保育所、東小、狭山中と進んで、この地域で本当にお世話になったので恩返しの思いで取り組んでいます。活動の中で子どもから元気をもらえたり、韓国や台湾への旅行という自分へのご褒美も原動力となっています」

最後に今後の目標を伺いました。
「パネルシアターをより多くの人に見てもらい、その魅力を感じてもらうことです。あとは、子どもも大人も集えるUPっぷをもっと多くの人に知ってもらえるように頑張りたいです」

夢と希望であふれる佐藤さんの人生のパネル。次の展開がとても楽しみです。
 

佐藤さんとパネルシアター

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