麻しん(はしか)は極めて感染力が強く、学校などで発症すれば、同じ空間にいた抗体のない人は感染する可能性が高い病気です。
肺炎、中耳炎、喉頭炎(クループ)を合併しやすく、患者1000人に1人の割合で脳炎を発症すると言われています。
ごくまれに罹患から数年後に発症する亜急性硬化性全脳炎(SSPE)といわれる致死的な脳炎の原因となることがあります。
麻しん(はしか)は有効な治療薬はなく、ワクチン接種での予防が大切です。
麻しん(はしか)は春から初夏にかけて流行します。
大学入学時や実習などの際に、麻しんの予防接種の記録の提出を求められることがあります。
通常、海外留学などの際には、麻しんの予防接種記録の提出が求められます。
冬季はインフルエンザの流行があり、また例年2月から3月は接種希望者で混み合います。
対象時期になったら、できるだけ早い時期に受けましょう。
無料(実施期間を過ぎると有料になります。参考:MRワクチンは1万円前後)
1期 :1歳から2歳未満
2期 :小学校就学の前年度(5歳から7歳未満)
令和5年度は平成29年4月2日から平成30年4月1日生まれ
(実施期間は令和5年4月1日から令和6年3月31日まで)
お問合せ:健康福祉部健康推進グループ(大阪狭山市保健センター 電話 072-367-1300)