11月13日(日)に、「復元!狭山藩陣屋」のイベントを開催しました。
江戸時代市内には1万石の大名北条氏が狭山藩の陣屋を構えていました。
今回のイベントは、陣屋について学ぶために開催したものです。
午前中は陣屋ウォーキングとして、秋晴れの中、53人が、学芸員の案内 で「絵図」をもって狭山藩陣屋跡を散策しました。午後からは、大阪府 立狭山池博物館で狭山藩陣屋の沿革、発掘調査、武家屋敷の建造物調査を テーマにした講演会を開催し、82人が参加しました。
当日は、北条氏が狭山に築いた「陣屋」跡を歩いて、見て、聞いて、江戸 時代の陣屋に思いをはせる一日となりました。
狭山藩陣屋跡の発掘調査によって出土した遺物を中心に展示会をひらいています。
展示品
狭山藩家紋三つ鱗文鬼瓦
藩札(写真)、陶磁器製調理具、食器類など
会場
府立狭山池博物館 1階 中樋遺構・取水塔展示前
府立狭山池博物館の入館時間は、10時から16時30分です。
入館料は無料です。
「狭山藩の武家住宅について」 講師 植松清志氏 (大阪人間科学大学教授)
「狭山藩陣屋の成立とその背景」 講師 大阪府教育委員会文化財保護課 担当職員
「狭山藩陣屋跡の発掘調査」 講師 大阪狭山市教育委員会 文化財保護担当職員
絵図をたよりに、学芸員の案内で狭山藩陣屋跡を歩きました。