平成19年度施政運営方針
平成19年6月4日に開会した大阪狭山市議会定例会で発表した施政運営方針の要旨です。
施政運営方針の要旨
続きまして平成19年度の施政運営方針と施策の概要につきましてご説明申し上げます。
昨年12月に地方分権改革推進法が成立し、本年4月には、地方分権推進委員会の初会合が開かれ、第二期地方分権改革に向けた論議がスタートいたしました。5月末に取りまとめられました「基本的な考え方」を受けて、政府も全閣僚による地方分権改革推進本部を設置したところでございます。今後、国と地方の役割分担の見直しや国から地方へのさらなる権限移譲の推進などについて議論が交わされることとなると思われますが、地方公共団体が、地域経営の主体として自らの判断と責任において行政運営を行えるよう、真の地方分権改革の推進を強く求めていかなければなりません。
地方公共団体の自主性及び自立性を高めるためには、国から地方への権限移譲とともに、税源移譲を含めた地方税財源の充実強化が必須条件であります。このことは、以前から地方六団体や全国市長会などを通じ強く要望してまいりましたが、このたび、全国市長会に地方分権改革検討会議が設置されましたので、私も委員の一人として積極的に発言を行ってまいりたいと考えております。
ゆるやかな景気の回復は見られるものの、依然として厳しい財政状況が続く中で、大阪狭山市が「さらに住みやすいまち」「住んでよかったと思えるまち」として発展していくためには、より一層の行財政改革を推進し、地方分権時代に対応した簡素で効率的な行政体制の確立を図るとともに、施策の選択と集中を図りながら、戦略性の高いまちづくりを進めていかなければならないと考えております。
施策の概要
それでは、平成19年度に取り組みます主要な事務事業につきましてご説明申し上げます。
今年、大阪狭山市は市制施行20周年にあたります。この20周年を記念し、サヤカホールにおきまして、NHKとの共催で公開歌番組「BS日本のうた」を10月4日に、また、子ども向けのイベントといたしまして、「ぐ~チョコランタン小劇場」を9月30日に開催いたします。
男女共同参画社会の実現に向けて、本年4月1日に施行いたしました「大阪狭山市男女共同参画推進条例」の内容を、広く市民の皆様にご理解いただくために、PR冊子を作成し啓発してまいります。
子育て環境の整備といたしまして、乳幼児等入院医療費の助成対象を小学校3年生から小学校6年生まで拡大するとともに、休日保育につきまして、現在実施しております「つぼみ保育園」に加え、本年9月から「きらり保育園」におきましても実施してまいります。
教育環境の向上を図るため、小学校の各教室への扇風機の整備計画を前倒しいたしまして、今年の夏中に全学年の普通教室に設置をいたします。
また、すでに行っております耐震診断の結果を踏まえまして、順次、小・中学校の耐震化を進め、今年度は、東小学校及び南第一小学校の校舎並びに南第三小学校及び第三中学校の体育館の耐震補強工事の実施設計を行います。なお、東幼稚園につきましても、外壁の改修工事を行い、子どもたちがワクワクするようなかわいい外壁にしてまいります。
学校給食施設につきましては、食缶消毒保管庫の入れ替えを行い、引き続き衛生面について細心の注意を払い、子どもたちに安全でおいしい給食を提供してまいります。
また、サヤカホール及びふれあいスポーツ広場におきましても、利用者が快適に施設を利用していただけるよう音響設備等の改修を行います。
歴史的資源の保護と活用を図り、本市の歴史文化を次世代に継承していくために、本年4月1日に施行いたしました文化財保護条例に基づきまして、文化財保護審議会を設置し、文化財の調査や保護を進めてまいります。
交通安全対策などの市道整備といたしまして、大阪狭山市駅の踏切の拡幅や西除川左岸線の道路改良を行い、また、ニュータウン環状線をはじめ道路の舗装補修、歩道整備を進めまして、歩行者の安全確保に努めるとともに、道路沿いのスペースやバス停にひと休みベンチを設置してまいります。
駅前周辺整備といたしまして、金剛駅東口の駅前広場に自動車専用駐車場を設置し、駅前ロータリーの混雑の緩和と路上駐車の解消を図るとともに、放置自転車の防止対策のため、自転車駐輪場を増設するなど再整備を行ってまいります。また、狭山駅につきましても、バリアフリー基本構想の策定に着手いたします。
公共下水道事業につきましては、引き続き池之原地区の浸水対策を進めるほか、池尻地区の雨水管の改修など、雨水対策を進めてまいります。
(仮称)西新町公園の整備につきましては、副池オアシス公園と連携を図った園路等の整備を進めてまいります。
防災の取組といたしましては、市域における耐震化の実態を把握するとともに、耐震率の向上をめざし、建物の耐震診断及び耐震改修を計画的かつ総合的に促進し、災害に強いまちづくりを進めるため、「耐震改修促進計画」を策定してまいります。
防犯対策といたしまして、防犯灯の照度を20ワットから32ワットに改良し、夜間の防犯対策を順次進めてまいります。
また、災害や救急の発生に迅速に対応するため、最新の機能を備えた消防指令台を導入することにより、出動時間の短縮を図るなど業務の円滑かつ効率的な運用に努めてまいります。
産業振興につきましては、これまで別々に開催されておりました農業祭と青果物消費者感謝デーをひとつにまとめまして、「産業まつり」として開催してまいります。
地番図のデジタル化を図ることにより、固定資産税の賦課データや航空写真データなどを一元的に管理できる固定資産情報管理システムを構築し、適正かつ効率的な課税事務の執行に努めてまいります。
行財政改革の推進につきまして、現在、取り組んでおります行財政改革施策別計画及び集中改革プランの進行管理を着実に実行し、財政基盤の安定化を図るとともに、限られた財源や人的資源を効率的かつ効果的に活用し、今後の地方分権改革に対応してまいります。
むすび
以上、今年度に取り組みます主要な施策の概要につきましてご説明を申し上げました。
平成19年度は、私にとりましては、二期目となる新たなスタートの年でございます。マニフェストに掲げました、市民の皆様との約束の実現に向けて、「改革!! さらに前進。」を合言葉に、不断の努力を傾けてまいる所存でございますので、市議会並びに市民の皆様におかれましては、なお一層のご支援、ご協力をいただきますようお願い申し上げます。





